「 尾道研究室の記録 」

2007年11月5日(月) 見学旅行−島根県益田市・津和野
尾道研究室の3年生を中心とした建築見学旅行で、4年生の世話役を含め、総勢13名。中国自動車道六日市ICから島根県益田市へ。 内藤廣設計の「島根県芸術文化センター」を見学する。 午後から津和野の宮本忠長設計の「森鴎外記念館」を見学する。その後、4年生の下瀬君の実家である「下瀬リンゴ園」にてリンゴ狩り。




2007年11月1日(木)JIAワークショップの打ち上げコンパ
JIAのワークショップの打ち上げを行った。手伝ってくれた4年生も加え、なごやかに参加を祝った。釜山国際建築デザインワークショップからの2回続けての連戦だが、今度はコンペに参加することだ! 仁鶴寿司から出前を取ったが、配達してくれたのはアルバイトの3年生だった。 いつも寡黙な相沢君も美女?に囲まれてご満悦だ!





2007年10月6日(土)、27・28日(土・日)JIA北福岡 ワークショップ
10月6日(土)は北九州市美術館でセミナーと課題発表。終了後、レストランにて懇親会が行われる。他大学の学生達と歓談する。情報交換の場で、井の中の蛙から脱皮でもある。 場所を門司港に移し、2次会が行われる。学生達は建築家の小川広次先生と歓談し、刺激を受ける。
27・28日(土・日)のワークショップでは小川先生から直接指導を受ける。

北九州市美術館での懇親会 門司港にて建築家の小川先生と記念写真 小川先生から指導を受ける




2007年10月13日(土)3年生自宅にて
3年生が自宅にやってきた。我が家のデッキで伊万里牛を鉄板でステーキを焼く。ビール、ワイン、焼酎、韓国酒などしこたま飲みたいが、以外と飲ベーがいない!





2007年2月18日(日) シンポジューム「 折尾駅再発見 −折尾駅の歴史的価値を考えてみよう−」
2007年2月18日(日) 14:00 から16:00まで、JR折尾駅前のオリオンプザ4階で折尾駅保存に向けてのシンポジュームが開催された。主催者の挨拶を女性建築士の福山ミツエさん、司会は地元の蒔田さん。 パネラーに九州産業大学の木元先生、九州国際大学の清水先生、それに私の3名。住民や役所関係者、マスコミ関係者ら50人くらいが参加した。 シンポジュームの模様は当日の18:45からNHKの福岡、北九州のローカルニュースで放映された。また翌日の朝日新聞、西日本新聞で報道された。    >> シンポジュームのポスター(クリック)

シンポジュームの会場






2006年11月6日(月) 「韓国・東西大学・釜山大学との見学会」
平成18年11月6日に尾道研究室と韓国・東西大学・釜山大学との合同見学会を行った。 前日まで、JIAのワークショップが行われていたが、バスにて関門橋を渡り下関市へ。その後、門司港を見学し、福岡市へ向かった。


下関市唐戸市場にて 尾道研究室の3年生






2006年9月7日(木) 「大分市霊山寺の調査」
平成18年9月7・8日に大分市の古刹・霊山寺山門の調査を行った。 霊山寺は大分市民に広く知られており、幼・小・中学校の遠足の場でもある。霊山寺は天台宗で、本堂、山門、庫裏があり、山門は彩色と装飾が豊かな建築である。 大分市は霊山寺山門を文化財に指定しようとしており、そのための調査である。屋根裏に入り込んだり、組物等の細部や装飾まで詳しく実測し、調査を進めていく。 屋根に登ったり、埃にまみれて調査を行った。汗を流しながら実測調査した後の夜の語らいでのビールは格別にうまい!充実した2日間であった。



霊山寺山門の全景 2階の装飾調査  屋根や庇の調査 左から北野熊大名誉教授、尾道教授、学生






2006年8月24日(木) 「対馬の調査」
平成18年8月24日〜26日まで長崎県対馬市で民家調査を行った。尾道教授は空路で、卒論生の4名は博多港からフェリーで対馬入り。 厳原町内の万松院の見学や景勝地“鮎もどし”を見学した。調査であるが、集落内の古い民家を探し出し、古い民家の実測調査を行った。時には、集落に住むおばあちゃんがサザエやアワビの刺身を振舞ってくれた。夜は集落内の民宿に泊まり夜が更けるまで語り合った。楽しい3日間だった。









2006年8月7日(月) 「釜山国際建築デザインワークショップ」
平成18年8月7日〜12日まで、韓国梁山市(ヤンサン市)の東西大学の研修施設で「釜山国際建築デザインワークショップ」 が開催された。韓国、中国(洞済大学・上海大学)、それに日本の3カ国の学生が集まった。日本からは本学の学生5名、九州職業能力開発大学校、大阪市立大学、新潟大学が参加した。 最終日の8月12日(土)は打ち上げ野外パーティーが行われ、韓国全土から集まった学生たちと楽しい交流を交わした。









2006年7月29日(土) 「第5回 親子ものつくり広場」
平成18年7月29日(土)午後1時から小学生の親子を対象ととした市民開放の「親子ものつくり広場」が開催され、尾道研究室は“プランター作り” を行った。小学生の男の子と女の子がノコギリを持ち、ドライバーでネジ釘を打ち、塗料を塗って完成させた。尾道研究室の4年生は子供たちをフォローして完成を手伝った。 終了後は4年生や教職員と共に焼肉会を開いて労をねぎらった。









2006年3月20日(水) 「卒業式」
平成17年度の卒業式が3月20日に挙行された。
卒業論文を選択した小原、藤山、竹内、横村君たち4名のスナップ写真である。 4月から社
会人である。卒業おめでとう!









2005年12月21日(火)、22日(木) 「公民館の基本設計」
2005年12月21・22日に某町の公民館の基本設計案をを作成した。模型作成は4年生の藤山君
が手伝ってくれた。基本設計はあくまでも“たたき台”である。基本設計がそのまま実施設
計に行くとは限らない。模型の材料はダンボールと切れ端のスチレンボードである。完成後、
写真を撮り、模型は図面とともに手渡した。どのような意見が出てくるか楽しみである。









2005年10月22日(土)〜23日(日) 「JIA Workshop in Kitakyushu 参加」
2005年10月22・23日、本学で開催された2005年のJIA(日本建築家協会)北福岡会主催の
ワークショップに尾道研究室の3年生・2チームが参加 した。参加校は韓国から東西大学・
東亜大学・釜山大学、日本からは九州共立大学・北九州市立大学・西日本工業大学・
九州職業能力開発大学校・福岡デザインスクールが参加した。講師は本年度のJIA新人賞
受賞者の福島加津也、冨永祥子氏であった。



Workshop 終了後の参加者の集合写真 建築家、福島加津也、冨永祥子先生と記念撮影





2005年10月3日(月)〜5日(水) 「JR小倉工場の調査」
   調査した建築物
   みんなで記念撮影




2005年9月20日(火)〜23日(金) 「沖縄の民家調査」
2005年9月20日(火)〜23日(金)  尾道研究室と釜山大学の共同研究の一環として行われた 沖縄の民家調査である。尾道研究室からは4年生の卒論生2名が参加、釜山大学からは劉先生と 大学院生の女性2名が参加した。連日、30℃を超える暑さの中で沖縄民家の実測を行った。 ホテルへ戻ると上着のシャツまで汗にまみれていた。夜は、本学出身で「国建設計」に勤める 許田君の紹介で琉球料理店へ。劉先生は泡盛をストレートで6杯も飲まれた。強い! ゴーヤ チャンプル、ソウメンチャンプル、ミミンガ、モズクの天ぷら、珍しい食べ物では“イカ墨の 野菜炒め”などを食した。店は割りと綺麗で、値段は観光客相手ではないせいか、思ったより もかなり安かった。許田君に感謝!



明日からの調査を前に守礼門の前にて
行われた美々津の見学会
明日からの調査を前に一杯
琉球料理と泡盛で気勢を上げる
   沖縄の民家 守護神のシーサー
屋根の上から見守る
実測調査
平面・断面・立面等を調査する
実測調査
軒が低い沖縄の民家
沖縄の海 1
(クリックすると拡大)
沖縄の海 2
(クリックすると拡大)
沖縄のコバルトブルーの
青い海を味わって下さい






2005年9月3日(土) 「九州ブロック建築士会研究集会シンポジューム」
2005年9月3日(土)日向市において九州ブロック建築士会と宮崎県建築士会の主催で 研究集会が開催された。研究集会のテーマは「建築と土木のコラボレーションによる 街づくり」であった。第2分科会は日向市美々津の伝建築地区の耳川沿いに洪水防止 用の堤防が建設されるということで、美々津の堤防建設を取り上げたテーマであった。 尾道教授は美々津の伝建地区の調査を踏まえた立場としてのパネラーを務めた。



シンポジュームに先立って
行われた美々津の見学会
シンポジュームの会場 九州地区から集まった建築士   パネラーの3人



2005年8月 「釜山国際建築デザインワークショップ」参加
2005年8月19日から韓国釜山市で開催されている「釜山国際建築デザイン ワークショップ」の
参加様子である。尾道研究室から研究室の3年生6名が参加している。 1週間にわたる開催
期間中に韓国の学生との共同作業で与えられたテーマにそって作品をつくるのである。なお、
本年のテーマは釜山市「海雲台駅」の再開発である。



「釜山国際建築デザインワー
クショップ」の全体ミーティング
北九州地区の参加学生一同   尾道研究室の3年生    昼食後の団らん
倉本さんと韓国学生の作業 松山君と韓国学生の作業 ワークショップの作品1   作品2
   作品を提出して    WSの打ち上げ     参加者集合写真






韓国済州島の調査
済州島(チェジュ島)は東支那海に浮かぶ韓国南端の島である。この島に草葺と石の壁に囲まれ
た民家がある。 国立釜山大学との共同研究で済州島の民家調査を行った。この写真は調査時の
写真である。なお、済州民俗村博物館はNHK-BSで放送中の「チャングムの誓い」の撮影場所でも あった。

済州島の集落
どこか沖縄の景観に似ている
   済州島の民家1    済州島の民家2    済州島の民家3
   済州島の民家4    済州島の民家5 民家で飼われている黒豚クン チャムと呼ばれる雨水の浄化装置
    調査風景   4年生の藤山君と竹内君   夕食 レストランにて 昼間見た?黒豚のカルビ
釜山大学のCho先生とYoo先生
ヒョウキンで、お酒とカラオケ
が大好きな先生である。
龍頭岩の奇石を背景として
女性は釜山大学の大学院生
修論は「沖縄の民家」、応援
してやらねばならない。
チャングムの撮影場所1
チャングムが役人に取り調べ
を受けた場所である。

チャングムの撮影場所2
このように撮影場所になった
所にはドラマのシーンの写
真を貼った案内版がある。






2005年5月 沖縄民家見学(準備調査)
釜山大学名誉教授 Cho先生、釜山大学教授Yoo先生、東明情報技術大学尹先生との
鹿児島県知覧の武家屋敷、および沖縄民家の見学である。梅雨前のあいにくの天候
であったが雨に遭うこともなく主要な民家を見学した。



   知覧の町並みにて  守礼の門を背景として    仲村家住宅 国際市場の豚の頭を背景に






2004年9月 韓国安東市河回村調査
2004年9月に釜山大学の劉載祐教授と東明情報大学の尹一二先生の案内で訪れた韓国の「伝統的
建造物群保存地区」である。所在地は韓国慶尚北道安東市である。大邱市の北約100Kmの位置に
ある。「河回村」(ハフェマウル)は村名に示されているように、河が集落を取り囲むように
川が廻るように流れているおり、迂回する川の内側にある。
1600年代の民家が残っているが、一般の身分の住宅ではなく両班(リャンバン)と呼ばれる身分


の高い人の住宅である。

  河回村の配置    河回村の町並み   住宅へのアプローチ 入口を入った中庭の向こ
うに建物を見る
   住人の母屋     1棟の住居      大庁   大庁から外を見る






【2004年9月 韓国安東市 屏山書院】
儒教文化の本山で学問を探求する場所として若い学生を集めている。
自然と向き合った空間が展開され、建築的に変化に富んだ面白い空間構成である。



 対岸を背景に記念写真   対岸を背景として   内部から対岸を望む  内部から対岸を望む